昨年の12月25日に、ワインファンドを運用していたVIN-NET(ヴァンネット)が
金融商品取引業者登録取り消しの処分を受けました。

株式会社ヴァンネットに対する行政処分について(リンクおよび引用:財務省関東財務局)

 当社は、欧州等において将来値上がりが期待されるワインを買付け、当該ワインの売却益の一部を配当することを内容とする権利(以下「ファンド」という。)の取得勧誘を行っている。
 当社から提出された報告書等によると、当社は、これまで複数のファンドの取得勧誘を行っているが、過去に償還を迎えたファンドにおいては、別のファンドの資金を流用することにより、実際の運用実績とは異なる高い運用利回りで償還金等を支払っていた。さらに当社は、こうした状況を認識しながら、新たなファンドの取得勧誘を行っていた。

この内容を見て、過去何度も見た光景だと思いました。

↓この部分です。
>過去に償還を迎えたファンドにおいては、別のファンドの資金を流用することにより、実際の運用実績とは異なる高い運用利回りで償還金等を支払っていた。

新規のファンドで集めたお金で既存の償還を迎えたファンドに
お金を払うといった自転車操業状態、過去に何度も見てきた投資詐欺案件と
全くと言っていいほど同じ状態です。

2013年には、アメリカのMRIインターナショナルが、
「MARS投資」と呼ばれる診療報酬請求債権を運用対象とした投資商品で、
顧客資産約1300億円の大半を消失、日本での被害がそのほとんどという事例がありましたし、
昨年も医療機関の診療報酬請求権を買い取り「レセプト債」と呼ばれる債券を発行し、
投資家から資金を集めていたファンドが破綻するといった事例が発生しました。

私、実は以前に「安愚楽牧場」と「レジャーホテルファンド」で同様の被害を受けたことがあり、
以前、この投資商品が他のブログなどで紹介されているのを見て、
またいつか目先の高配当に釣られた人が後で痛い目に遭い、
そして問題になると思っていました。
案の定、このニュース。

良くわからないものには投資しないのは基本です。
私は、高い授業料からそれを学びました。

こういった、斬新な投資対象と目先の高配当で見た目は魅力的な投資商品だけど、
結局は実態も良く分からず、最終的には資金繰りに行き詰って破綻し、
飛びついた人が被害に遭うといった事例は、
今後も繰り返し起こる可能性は高いように思います。

自分自身で調べるなどして投資商品についてよく知り、理解したうえで投資を行う。
その基本を改めて徹底したいし、投資をする方には徹底してほしいと思います。
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