【1分で話せ】
伊藤羊一さんの『1分で話せ』を読みました。
【大事なことを、シンプルに伝える】
プレゼンはもちろんのこと、雑談だったり、報告だったり、
人に何かを伝えるときに
うまくまとめられない、伝えられない。
そんな悩みを持っている方は多いかと思います。
本書は、その「伝える」にあたり、
大事なことを、シンプルに伝えるための
方法について、まとめた1冊です。
【本書の章構成】
はじめに 私は、人に何かを伝えることが本当に苦手だった序 章 そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
第1章 「伝える」ための基本事項
第2章 1分で伝える
第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
第4章 1分でその気になってもらう
第5章 1分で動いてもらう
第6章 「伝え方」のパターンを知っておこう
第7章 実践編
【読書中のTwitter】
『#1分で話せ』読みはじめ。
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) 2018年12月9日
「伝える側が聞き手に、「理解したうえで、どうしてほしい」のか」
研修の講義などでも、察して行動してもらおうという悪い特性もあるためか、よくないものには「理解してもらう」がゴールになってしまっているものも多い。
ちゃんと行動のところまで教示する。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) 2018年12月9日
「「悩む」と「考える」は、明らかに違う。「悩む」は考えが頭の中をぐるぐる回って、結果無限ループにはまっている状態というイメージ」
悩むことはネガティブなことの思い出しによる無限ループになり、行動まで行けない。
考えて結論を出す。そして行動につなげよう。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) 2018年12月9日
「聞き手は、その言葉を確実にわかるか」
自分が当たり前のように使っている言葉でも、相手にとっては意味のわからない、通じないものになっていることも多い。
専門用語は使わず、できるだけ平易に。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 9, 2018
「そこに自分をあてはめて考えるようになるか」
人は自分事として考えられるようになって、はじめて興味をもって話を聞き、伝えることができる。
相手の自分事にできるように伝えよう。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 9, 2018
「自分の伝えたいストーリーやメッセージに合わせて演じよう」
人は感情の生き物、その感情、温度があって、メッセージも伝わるものになる。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 9, 2018
「相手が動くためにできることをすべてやりきろう。そのために時間を惜しんではいけない」
すべてやりきる。これが大事なこと。
人はやった後悔よりやらなかった後悔のほうが大きい。やりきらないで伝えられない、動いてもらえないのは取り返しのつかない大きな後悔。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 11, 2018
「「ロジカル」なだけでは伝えられない」
これは経理の仕事をしているとよく感じ、悩むところである。
正しい処理が求められると同時に、社内に向けては相手の気持ちに訴える部分、監査法人への説明にはロジカルな部分がそれぞれ求められるからだ。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 12, 2018
「自分の話を聞いてほしいなら、まず「みんな人の話を聞いていない」というところからスタート」
人が話したこと。
全部なんておぼえてられない。ましてや、それを受けて察するなんて実は超高度なテクニック。
聞いてない、という前提はちゃんと持とう。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 12, 2018
「聞き手は、必要最小限の情報しかほしくない」
話すこともそうだけど、Twitterでも、自分の考えたこと、言いたいことを全部伝えようとすると長くなる。
一番伝えたいことをはっきりして、あとは削ろう。140字の訓練。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 13, 2018
「大人でも、少し難しい言葉を使うと、すぐに迷子になってしまう。迷子になってしまうと、テレビの場合、すぐにチャンネルを変えられてしまう」
ブログやSNSでも同じことが言える。
難しい言葉で迷子になってしまった読者はすぐ離脱するし、フォローしようとは思わない。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 13, 2018
「聞き手にイメージを想像してもらうことで、こちらが伝えていること以上に、説得力を持つことになる。」
人は自分のことにしか興味がないことも多い生き物。
ここでイメージが想像できるようになるということは、それが自分事になるということでもある。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 13, 2018
「ゴールに対して確実性が高まるのであれば、徹底的に機会を追求すべき」
話して伝えて理解してもらって、それで終わりじゃない。その先にゴールがあるはず。
それを成し遂げるために、できることはどんどんやろう。量が大事だ。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 14, 2018
「「自分の存在をかける」くらいのつもりで、聞き手に伝えなければいけない」
本気になって、命をかけて、魂を込めて。
だからこそ、相手にもその想いが届き、共感を生み、相手を動かす。
そのために、できること、やるべきことは惜しまない。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 14, 2018
「信頼を得るためには、まずは自分たちのエゴを捨て、相手の課題に向き合い、ニーズに応える」
この部分を引用したが、勘違いしてはいけないのは、自分たちの本気の想いは捨ててはいけないし、相手に媚びるのも良くない。
その上で、相手が求めるのは何かを考え応える。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 14, 2018
伝えること、そのゴールはどこにあるのか。
伝えることで、その伝えた相手が動き、どういう状態にしたいのだろうか。
うまく話せなくてもいい。
ゴールが達成できれば、その「伝える」という行為は成功だ。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 15, 2018
自信がないことほど、よけいな言葉を使いすぎて長々と説明し、さらにわかりにくくしてしまうし、自信のなさも露呈してしまう。
シンプルに、簡単に、伝えたいことだけを伝えればいい。
『#1分で話せ』
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 16, 2018
人は、そのことが自分事になって話を聞くことができ、イメージすることができる。
大事なのは、ガチガチの正論よりも、相手にとって自分事になること。
『#1分で話せ』読了。
— コバ@ほっこりサポーター (@_k0ba_) December 16, 2018
伝えるときに、相手の自分事になるようにすることは大事なこと。
だけどその前に、まず自分の伝えたい、本音の想いは乗っているだろうか。
つまり、相手の自分事にする前に自分の自分事。それが伝える上での基本中の基本。
【まとめ】
本書のテーマである、「大事なことを、シンプルに伝える」ということ。
私たちは、説明したり伝えるにあたり、
自信がないことほど、その自信のなさを
隠そうとしてしまい、余計な言葉を並べて
長々と説明してしまいがち。
ですが、それだとさらにわかりにくくしてしまい、
自信のなさを露呈してしまうことに。
また、難しい言葉をつかうことで、
相手は迷子になってしまい、
想いの共有は難しくなってしまいます。
必要なのは、自分が伝えるべきなのは
がちがちの正論、正しいことではなく、
相手の自分事にし、イメージしてもらって
行動につなげてもらうこと。
大事なことほど、シンプルに伝え、
相手と想いをしっかりと共有すること。
私もこれを意識し、発信していきたいと思います。